毎年冬になると流行するインフルエンザ。
手洗い・うがい・マスク・ワクチンなど、さまざまな予防策がありますよね。
それでも、
・毎年のようにインフルエンザにかかる人
・家族が全員かかっても自分だけ平気な人
がいるのはなぜだと思いますか?
答えはとてもシンプルです。
ウイルスに勝てるかどうかは、「体の内側の状態」でほぼ決まっているからです。
インフルエンザは「運が悪いからかかる病気」ではありません。
負けやすい体の条件が、日常の中で積み重なっている結果なんです。
インフルエンザに負ける体に共通する“8つの原因”をここから解説していきますので脳にメモしておいてくださいね!
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① 栄養の偏り
特に「ミネラル不足」と「ファイトケミカル不足」が原因。
免疫は「栄養」で作られます。
中でも見落とされやすいのが、ミネラルとファイトケミカルです。
・亜鉛 → 免疫細胞の材料
・鉄 → 酸素供給と体温維持
・マグネシウム → 自律神経の安定
これらが不足すると、免疫細胞は量も質も低下します。
さらに、
野菜・果物・海藻・ハーブなどに含まれる
ファイトケミカル(抗酸化・抗炎症物質)が不足すると、
ウイルスに対抗する“防御層”が極端に薄くなります。
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② 皮膚のバリア機能が弱くなっている
皮膚は最大の免疫器官です。
乾燥・洗いすぎ・ストレス・血流不足が続くと、
皮膚の常在菌バランスが崩れ、
ウイルスや細菌が侵入しやすい状態になります。
特に冬は、
・空気の乾燥
・血行不良
・自律神経の乱れ
が重なり、皮膚バリアが一気に低下します。
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③ 自分で「熱」を起こせない体になっている
インフルエンザに対する最大の防御反応は
発熱です。
熱は悪者ではありません。
ウイルスが活動しにくい環境を作る、
体の正しい免疫反応です。
しかし、
・冷え性
・筋肉量不足
・甲状腺・自律神経の低下
があると、
そもそも熱を作れない体になります。
結果、ウイルスが増殖しやすくなります。
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④ 睡眠の質が低下している
睡眠中、体では何が起きているか。
・免疫細胞の再構築
・炎症の修復
・自律神経の切り替え
これらはすべて深い睡眠中に行われます。
寝ている時間は足りていても、
・眠りが浅い
・夜中に目が覚める
・朝スッキリしない
これらの場合、免疫は十分に回復していません。
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⑤ 湯船に浸からない生活
シャワーだけの生活が続くと、
・深部体温が上がらない
・血流が改善しない
・副交感神経が働かない
という状態になります。
湯船に浸かることは、
免疫スイッチを入れる行為です。
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⑥ 口呼吸になっている
鼻は、天然の空気清浄機です。
鼻呼吸では、
・ウイルスの捕捉
・加湿
・温度調整
が行われます。
一方、口呼吸は
ウイルスを直接体内に送り込む入り口になります。
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⑦ 腸内環境の乱れ
免疫細胞の約70%は腸に存在します。
・便秘
・下痢
・ガスが溜まる
・甘い物・小麦・加工食品が多い
これらは腸内環境を乱し、
免疫の司令塔そのものを弱らせます。
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⑧ 過度なストレス
ストレスが続くと、
・交感神経優位
・血流低下
・免疫抑制ホルモン増加
が起こります。
結果、ウイルスと戦う力が“意図せず下げられている状態”になります。
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「ちゃんと気をつけているのに、なぜか体調を崩す…」
ここまで読んで、
「思い当たることが多すぎる」
と感じた方もいると思います。
実は、
インフルエンザにかかりやすい人ほど、
真面目で頑張りすぎているケースが多いです。
休めていない
温められていない
栄養が足りていない
それでも日常は止まらない。
体は、
「もう限界ですよ」
というサインとして、感染症を使うことがあります。
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ではここで原因ごとに、現実的で続けやすい対処法を整理していきますのでメモしてくださいね!
① 栄養対策
・海藻、ナッツ、魚介類でミネラル補給
・色の濃い野菜、ハーブ、スパイスを意識
・加工食品を減らす
② 皮膚バリア対策
・洗いすぎない
・保湿を習慣化
・血流を上げるケアを入れる
③ 熱を作れる体づくり
・筋肉量を落とさない
・冷えを放置しない
・首・お腹・足首を温める
④ 睡眠改善
・寝る90分前に入浴
・寝る前のスマホを減らす
・頭と目の緊張を抜く
⑤ 湯船習慣
・38〜40℃で10〜15分
・深呼吸しながら浸かる
⑥ 鼻呼吸への切り替え
・口を閉じる意識
・寝る時のテープ
・姿勢改善
⑦ 腸内環境改善
・発酵食品
・食物繊維
・よく噛む
⑧ ストレスケア
・「何もしない時間」をつくる
・緩む体験を入れる
・頭を休ませる
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いかがでしたか?
インフルエンザ対策の本質は「体を休ませ、温め、養い、巡らせる」ことが重要です!
インフルエンザに負けない体とは、
特別なことをしている体ではありません。
ちゃんと休めて
ちゃんと温まり
ちゃんと栄養があり
ちゃんと巡っている体です。
・自律神経
・睡眠の質
・血流
・ストレス
・免疫の回復
これらを同時に整える設計になっています。
「最近、体が弱くなった気がする」
「毎年この時期が怖い」
そう感じているなら、
それは体からの大切なサインです。
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